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【CRA転職に活かす】MRの転職事情をブログでまとめてみた

みなさんこんにちは!あじたまごです。

製薬業界は常に変化しており、MR:Medical Representatives(医薬情報担当者)の役割は大きく変わりつつあります。

じつは周りのMRに行った友人が揃って転職活動中。
そこで今回は友人MRに転職の理由や、今後の業界について聞いてみたよ!

あじたまご
あじたまご

今回の記事では、そんな周りの友人MRから聴取した情報を元に、
MRの職務の変化、MR数の推移、現在の転職市場、MRと臨床開発モニター(CRA)のキャリアパスの比較、
そしてMRの将来について、具体的な例を交えながら詳細に分析します。

こんな人におすすめの記事

  • 新卒で医薬品系の医療職を目指しているけど、何を目指そうか迷っている
  • 現在MRとして活動しているけど、今後のキャリアパスに悩み中
  • CRAに興味があるけど、今の年収が下がるのは勿体無い
  • MRの能力を活かせる他のフィールドが知りたい!

この記事を書いた人

あじたまごと申します!

外資系CROでCRAとCTMをしているよ!
CRO業界の事情や就活や転職について知っている知識を発信中!

あじたまご
あじたまご
  • 新卒で大手内資系CROに就職
  • 毎月残業80時間越えで疲弊
  • 不安いっぱいのまま外資に飛び込み
  • 転職のコツを駆使して環境激変!ホワイト就業中

それではいって見ましょう!

MRの転職の原因:職務の変化

まずはMRのみんなが転職を考えている理由をいくつかPick up してみたよ!

  • デジタル化の進展とMRの役割の変化
  • 接待業務が減り、情報提供に特化
  • 製薬会社全体の規制強化

それぞれ見ていこう!

あじたまご
あじたまご

デジタル化の進展とMRの役割の変化

製薬業界におけるデジタル化の進展は、MRの仕事にも大きな変化をもたらしています。

従来の対面での情報提供から、
最近ではオンラインでのウェビナーやオンラインミーティングへと変化している会社も多くあります。

デジタルツールの活用がMRの日常業務にどのように組み込まれているか、またそれがMRと医療機関との関係構築にどう影響しているかを次の項目で解説します。

接待業務が減り、情報提供に特化

かつてMRは、製薬会社の顔として、医師や医療機関に対し、製品情報の提供だけでなく、
接待やイベントの企画を通じて関係構築を行っていました。

例えば、医師とのゴルフ会や学術会議のサポートなど、フレキシブルな活動が可能でした。

友人MRは特にこの辺りに魅力を感じていたようです。

しかし最近ではオンライン化が進むことにより、会食の機会を含め、
多くの外回りがオンラインでの面会、会議に移り変わり、
昔のように毎日自分のエリアを周ることは少なくなった様です。

もちろん医療機関やエリアによっては今でも外回り基本となっている所も多くあるみたい!
仕事に対する姿勢は人それぞれだけど、自分の仕事の楽しみが減ると確かに他も見たくなるよね!

あじたまご
あじたまご

製薬会社全体の規制の強化

製薬会社全体で行なっている、販売情報提供ガイドラインの施行により、
MRの接待等の活動範囲は厳しく制限され、以前のような自由度の高い働き方は難しくなりました

これにより昔の働き方を知る、友人MRとしては、
MRの仕事の魅力は減少し、業務内容も大きく変化たと感じている様です。

先ほどのゴルフ接待や、ドクターとの飲み会等もめっきり無くなり、
そういった方法でのコミュニケーションは大きく減少しました。

もちろん利益相反を考える上で大切な事です。

しかしこういった業務にも魅力を感じていたMRは少なくない様です。

MRの転職事情その2:MR数の減少傾向

2008年から2020年にかけて、MRの数は年々減少しています。この傾向は、製薬業界の構造変化、特に生活習慣病薬の特許切れや新薬開発の難易度上昇によるものです。

例を挙げると、ピーク時の2013年には約65,000人のMRがいましたが、2020年には53,000人程度に減少しています。
そして現在2024年では、48,000人と、5万人を切っているとの情報が挙がっておりました。

製薬会社はコスト削減と効率化を迫られ、MRのポジションも漏れなくその影響を受けています。

この章ではMRの転職市場の現状をお伝えするよ!

あじたまご
あじたまご

MR転職市場の現状

現在のMRの転職市場は、非常に競争が激しく、買い手市場の状態が続いています。

新しいポジションが出ると多数の応募があり、その中から選ばれるのはごく一部の優秀なMRに限られます。

例えば、ある求人に対して数百件の応募がある中で、
選考を突破できるのは数名程度です。

また、年収交渉の余地も以前に比べて狭まっており、特に45歳以上のMRにとっては市場価値が低くなりがちです。

MRからCRAへの転職について

MRからCRAへのキャリアチェンジは、
製薬業界内で注目されている動きの一つです。

外勤を好まない方は、安全性情報管理部門やMedical Writing部門に移る方もいます。

この章では、MRからCRAへの転職を考える際のポイント、
必要なスキル、そして実際にキャリアチェンジを果たした人々の事例を紹介します。

  • CRAとは?
  • MRからCRAへ:使えるスキル
  • キャリアチェンジの事例
  • 転職で失敗しないためには

CRAとは?

まずは念のため簡単にご紹介!

あじたまご
あじたまご

CRAは、臨床試験を計画、実施、監視し、そのデータの収集や結果を分析する役割を担います。

製薬会社やCRO(臨床試験受託機関)に所属し、新薬の開発プロセスにおいて重要な役割を果たします。
CRAの仕事は、医薬品の安全性と有効性を確認し、最終的には患者の治療に貢献することにつながります。

MRからCRAへ:使えるスキル

MRとして培ったスキルや経験は、
CRAへのキャリアチェンジにおいて大きな強みとなります。

特に、以下のスキルがCRAの仕事に即戦力として大きく活かせます:

  • コミュニケーション能力:
    医師や医療従事者との関係構築経験は、臨床試験で関わる全ての人とのコミュニケーションに役立ちます。
  • プロジェクト管理能力:
    複数のタスクを効率的に管理する能力は、複数施設の担当や、様々な締切の管理と必須の能力となります。
  • 医学的知識:
    MRとしての経験から得た医学的知識は、臨床試験のデザイン理解やドクターとの協議、試験の説明の際に有用です。

そのほかにも多数CRAとして業務するために必要な能力を持っていることが多く、
MR出身のCRAは転職後もいち早く昇進するイメージが高いです。

MRからの転職は不安が多いと思うけど、
活躍している同僚がたくさん私の会社にもいるよ!!
次の項目でちょっと紹介するね!

あじたまご
あじたまご

キャリアチェンジの事例

多くのMRがCRAへのキャリアチェンジに成功しています。

例えば、社内に居る元MRの先輩。
MRとして勤務後4年目の秋にCRAに転職。

持ち前のコミュニケーションスキルと、医学知識、タスク処理能力で、
最初は2施設担当のCRAから、いまでは一緒にCTM(プロジェクトリーダー)を務めています。

能力が認められてすぐ、複数施設を担当し、その後大体5年くらいで、CTMになったと教えてくれました。
CRAとして入社後は、社内トレーニング等を受け、大体の業務内容はこの時点で把握できます。

こんな事例がある様に、MRからCRAへのキャリアパスは比較的現実的です。

MRからCRA転職例のえみかさん

転職で失敗しないためには:

MRからCRAへのキャリアチェンジを目指す場合、こんなStepが推奨されます:

  1. 適切な転職パートナーを見つける:CRAになるために、自分の職歴の棚卸しや、面接の対策、自分に必要な能力を教えてくれるサポーターが必要になります。ビズリーチなどの転職サイトでは、複数のエージェントから連絡が来ますが、当たり外れがあり、とにかくどこかの会社に入れようとしてくる傾向が少々あります。適切なエージェント選びが重要です。
  2. 臨床試験に関する基本知識を深める: CRAになるためには、GCP(良好臨床試験実施基準)をはじめとする臨床試験に関する基本的な知識が必要です。
  3. 情報収集: CRAのポジションを探す際には、業界のネットワーキングが非常に重要です。業界イベントやセミナーに参加し、CRAの仕事について学び、関係者とのコネクションを築きましょう。

これらを助けてくれるサポートして有名なエージェントはAnswersなどがおすすめ!

あじたまご
あじたまご

MRからCRAへのキャリアチェンジは、
新たな専門知識とスキルを要求される挑戦的な道のりですが、
製薬業界内でのキャリアを広げ、あたらしい可能性が見つかるはずです。

まとめ:MRからCRAへの挑戦は難しくない

MR業界は今後も厳しい状況が続くことが予想されますが、これを機に新しいキャリアの可能性を探ることも重要です。

特に20代や30代の若手MRは、積極的にキャリアチェンジを検討し、未来に向けての準備を始めることも視野に入れても良いかもしれません。
CRAへの転職はその一例であり、製薬業界内での経験を活かしながら、新たな分野での挑戦を考えることが、これからのMRに求められる姿勢です

  • MRの仕事は、接待から情報提供の厳格化へと変化しています。
  • MRの数は、製薬業界の構造変化により減少傾向にあります。
  • 現在の転職市場は非常に競争が激しく、特に年齢が高いMRの市場価値は低下しています。
  • MRからCRAへのキャリアチェンジは、新たな職業の道を開く可能性を持っています。
  • 若手MRは、変化する業界環境の中で、積極的にキャリアの可能性を探るべきです。

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