みなさんこんにちは!あじたまごです!
今回は、臨床研究の世界で活躍するCRA(臨床研究モニター)が年収1000万円が目指せるのか?
結論:可能ではあります
そこでCRAで1000万円を目指すためのリアルな情報と、
具体的なキャリアパスを現役CTM(臨床試験マネージャー)の観点から解説します。
CRAとしてのキャリアをスタートさせたばかりの方から、
さらなるステップアップを目指す経験者まで、あらゆる段階のCRAに役立つ内容を紹介します。
CRAの平均年収と1000万円の可能性
まずはCRAの年収から可能性を探ってみよう!
以下の今回は2パターンを内資と外資でまとめてみたよ!
- 新卒CRAの平均年収
- キャリアCRA(経験者中途3年目程度)の平均年収と実態
新卒CRAの平均年収
まず、新卒CRAとしてキャリアをスタートする場合は、
内資系企業と外資系企業でどのような年収バランスになるのでしょうか。
実際のマイナビ求人から収集してきた平均をみていくよ!
新卒内資系CRAの平均年収
内資系では350万円から450万円程度が一般的です。
企業の中でも、採用者に差が出るケースとしては、学部卒(大学4年卒)か、大学院もしくは薬学卒の(大学6年卒)かの違いが多いです。
たまーに海外枠での採用で年収が高いケースもあるよ!
CRO業界の平均年収と比べると全体的にやや低めですが、
内資系企業では、比較的しっかりとした教育体制や、
サポートが手厚い印象が高いです。
新卒外資系CRAの平均年収
外資系では450万円から500万円程度が平均です。
これは、海外基準によった給与形態が基本となるため、
未経験新卒でも他業界と比べて比較的良い水準の給与が適用されます。
また、能力に応じて給与が決定する為、
新卒であれば、学部卒から院卒まで、一括で同額のケースが高いです。
給与の待遇面のみで考えれば、
外資系企業の新卒CRAは、内資系よりも高い平均年収を期待できます。
もちろん、給与のみならず、
社風などの、合う合わないがあるからしっかり選んでね!
キャリアCRA(経験者中途3年目程度)の平均年収と実態
経験者の中途採用のCRAは、新卒よりも高い年収を期待できます。
特に外資系企業では、専門性や経験が高く評価され、
それに応じた年収が設定されます。
前職からの年収も考慮されるため、必ずしも記載の額になるとは限りませんが、実際に3年目から4年目程度で転職したCRAの事例をみてみましょう!
内資系キャリアCRAの平均年収
内資系企業でキャリア採用されたCRAももちろん年収は上がりますが、
外資系に比べると控えめです。
大手の内資企業は、シミック、EPS、A2ヘルスケアなどです。
3年目の転職事例では、
450万から500万程度がよくあるラインです。
同期の例では、
前職前年源泉徴収で410万円程度だった年収から
475万円の年収提示があったみたい!
年収65万upって感じかな!
外資系キャリアCRAの平均年収
外資系企業でキャリア採用されたCRAの例もみていきましょう!
新卒学部卒で、内資系CROに就職し、外資系CROへ3年目の秋に転職。
前職440万程度から、転職後なんと585万程度へup!
約150万ほどのupと、とくにこの位の年代は大きく上がりやすいよ!
前職で得た経験でレンジ幅広く採用されているよ!
いろいろな同期に聞いたみた感じだと、
500万から750万程度の幅で中途採用されているケースが多いかな!
このような感じで、転職で大きく年収を上げていくことが可能です。
戦略を持ってキャリアを進めれば、年収1000万を目指すことも可能!
年収1000万円を目指すCRAのキャリア戦略
- 1000万円に到達するためのキャリアステップ
- 年収向上のためのスキルアップ戦略
- CRAからSr.CRA, CTMへのキャリアチェンジの方法
- 業界トレンドと将来性
実際のキャリア戦略を一緒に見ていこう!
1000万円に到達するためのキャリアステップ
年収1000万円を目指すCRAにとって、キャリアの各段階で何を目指し、
どのようなスキルを磨くべきかを理解することが重要です。
新卒からスタートして、Sr.CRAやCTM(臨床試験マネージャー)へのステップアップは、
実務経験の積み重ねと共に、プロジェクトマネジメント能力やリーダーシップスキルの向上が必須です。
CRA業務の幅広い経験や、特定の治療領域における専門知識の深化も、年収向上に大きく貢献します。
これらのステップを踏むことで、CRAは自身の価値を高め、市場での競争力を強化することができます。
年収向上のためのスキルアップ戦略
可能な限り早く、年収を向上させるためには、専門性の高いスキルセットの習得が必要です。
これには、臨床研究の幅広い知識、チームマネジメント能力、英語力やグローバル試験への理解などが含まれます。
またコミュニケーションスキルや交渉スキルの向上、そして運も、CRAとしての成功には欠かせません。
これらのスキルを磨くことで、CRAはより複雑で責任の大きなプロジェクトを任されるようになり、それに伴い年収も向上します。
CRAからSr.CRA, CTMへのキャリアチェンジの方法
CRAからSr.CRAやCTMへのキャリアアップは、
多くの場合、経験年数と共に獲得するスキルと実績に基づいています。
この過程では、新卒で入社した「生え抜き」のCRAが経験を積み重ねることもあれば、
他社からの「転職」によってキャリアアップを図るケースもあります。
どちらのパスを選択するにせよ、継続的な学習と自己啓発、そして実務での成果がキャリアアップの鍵となります。
新卒(生え抜き)からのキャリアアップ
新卒で入社し、一貫して同じ企業でキャリアを築く「生え抜き」のCRAは、企業文化や社内のネットワークを深く理解しているため、年次が上がるにつれて内部昇進のチャンスが多くなります。
このパスを選ぶCRAは、長期的な視点でスキルと経験と信頼を積み上げ、
企業内でのポジションを築くことが重要です。
このケースですと、大体入社7年目から10年目程度で、Sr.CRAや、早い人ではCTMを任されるようになります。
転職キャリア採用でスキルアップ
他社から転職してキャリアアップを図るCRAは、新たな環境で迅速に適応し、持ち前のスキルと経験を活かして即戦力となることが求められます。
転職は新しいチャレンジとなりますが、異なる企業文化やプロジェクトに触れることで、
自分の視野を広げ、キャリアの可能性を拡大することができます。
この場合ですと能力が認められた場合、5年目程度でもSr.CRAや、早い人ではCTMに挑戦する人も出てきます。
業界トレンドと将来性
転職、生え抜きどちらにせよCRAとしてのキャリアを長期にわたって成功させるためには、
業界のトレンドと将来性に敏感であることが重要です。
これには、新しい治療薬の動向、
GCPなど規制の変化、システムやテクノロジーの進化などが含まれます。
これらのトレンドを理解し、
自身のスキルセットを常にアップデートしていくことが大切です。
前にかなりお世話になったPI(治験責任医師)曰く、
CRAは常に治験の専門家であり続けることを期待しているとのこと!
特にどのポジションでも英語力はあるに越したことはありません。
早いうちから磨いておくと、後々かなり有利になること間違いなしです。
業界変化に対応するための方法
業界の変化に対応するためには、継続的な学習が不可欠です。
どこまで極めるかは結論自分次第になってしまいますが、
一例としては、このような感じです。
英語 Reading、Writingスキルの向上
英語 Speaking、Listeningスキルの向上
規則や専門的なセミナーやワークショップへの参加
最新の学術論文や業界レポートの閲覧、購読
PMDAや、FDA等の動向の確認などなど
自身の知識とスキルを常に最新の状態!
業界の変化に柔軟に対応していこう!
実際に年収1000万円を達成したSr. CRAの例
- Sr.CRAなら基本給と残業代で1000万は可能
- 年収交渉のテクニックとタイミング
- 適切なパートナーエージェントを活用しよう
- CRAで年収1000万円到達できるかのまとめ
Sr.CRAなら基本給と残業代で1000万は可能
実際に年収1000万円を達成するには、
基本給だけでなく、残業代やその他の手当が重要な役割を果たします。
特にプロジェクトの繁忙期には残業が増えることがあり、これが年収を押し上げる要因となることも少なくありません。
また、外資系企業の場合、パフォーマンスに応じたボーナスが年収を大きく左右することもあります。
実際に年収1000万円を達成しているSr. CRAの例では、
基本給950万に加え、残業代で年間60万ほど、
これらの追加収入が年収1000万円達成に貢献しているとのことです。
年収交渉のテクニックとタイミング
年収1000万円を目指すには、適切なタイミングでの年収交渉も重要です。これには、自身の実績と市場価値を正確に把握し、それをもとに交渉に臨むことが求められます。
特に、成功したプロジェクトの後や、
業界での需要が高まっている専門スキルを習得した後などは、
年収交渉の好機と言えます。
また、交渉の際には、具体的な実績や市場での比較データを用いることで、より説得力のある交渉が可能になります。
自分の市場価値を明確化しておくと、給与交渉の際には非常に便利です。
どうやって、自分の市場価値を測るの??
次の章で解説!!
適切なパートナーエージェントを活用しよう
転職の有無とは関係なく、年収アップを目指すCRAにとって、
キャリアのサポートをしてくれる適切なパートナーエージェントの存在は非常に重要です。
ただここでおすすめしているのは、あくまで適切なパートナーエージェントです。
良いエージェントは、CRAのキャリアプランを理解し、
最適なポジションの紹介や年収交渉のアドバイスを提供してくれます。
反対に自分の利益のみを追求してとにかく、転職をすすめて数を稼ぐエージェントが
いる事も事実です。
エージェントを選ぶ際には、その実績や業界内での評判を、提供してくれるなど、
サポートの内容などをしっかりと確認することが重要です。
実際にモニタリング転職の運営者のあじたまごが登録しているエージェントとして
以下が挙げられます。
この様な、医療系の業界に特化した部署をもつエージェントは、
転職のみならず、今の自分の市場価値の確認や、経歴の棚卸しに非常に役立つサポートを提供してくれます。
それぞれの特徴を詳しく紹介していきます。
パソナキャリア
おすすめ度:★★★★・
公開求人数:42,430(2024年10月9日現在)
求人数増減:-177(先週比↓down)
【公式サイト】https://www.pasonacareer.jp/
パソナキャリアは、人材派遣事業などを展開する株式会社パソナが運営する転職エージェントです。
オリコン顧客満足度調査で、転職エージェント部門4年連続1位を獲得しており、ユーザーの満足度が高いのが特徴です。
約46万人分の転職ノウハウと28,000社以上の採用実績をもとに、キャリアアドバイザーがハイクラス転職をサポートしてくれます。
担当するキャリアアドバイザーは業界や職種ごとに分かれているため、専門性の高いサポートを受けられるのが特徴です。
パソナキャリアには書類選考をしてもらえる確率が上がる「パソナプラチナオファー」という機能があるため、初めて転職する人にもおすすめだよ。
リクルートエージェント
おすすめ度:★★★★★
公開求人数:474,204(2024年10月9日現在)
求人数増減:+1,723(先週比↑up)0
【公式サイト】https://www.r-agent.com/
おすすめの転職エージェントは『リクルートエージェント』。利用者の60%が年収アップしているという実績があるため、年収アップでの転職を考える人におすすめです。
リクルートエージェントは転職支援実績No.1の転職エージェントです。公開求人と非公開求人合わせて40万件を超える求人を保有しています。
リクルートエージェントの特徴は全業種・職種の求人が掲載されている点です。
キャリアアドバイザーに幅広い求人を紹介してもらえるため、志望業界や業種、志望企業が決まっていない人、他業界への転職を考える人、初めて転職する人にもおすすめです。
転職を考えていない場合でも、自分の市場価値を適切に理解しておくことで、
今後のキャリアプランの交渉を社内でするための材料集めとしても、パートナーを見つけておくと、
いざという時に頼りになるよ!
CRAで年収1000万円到達できるかのまとめ
CRAとして年収1000万円を目指すことは十分可能ですが、そのためには明確なキャリアプランの策定、継続的なスキルアップ、適切なタイミングでの年収交渉、そして信頼できるパートナーエージェントとの協力が不可欠です。
また、業界のトレンドに敏感であり続けることで、変化する市場のニーズに応えることができます。成功例を参考にしながら、自身のキャリアと年収アップの戦略を計画的に進めていくことが、目標達成の鍵となります。
- CRAの平均年収と1000万の可能性: 新卒と経験者のCRAでは平均年収に差があり、特に外資系企業での勤務が年収向上につながる。
- 年収1000万円を目指すCRAのキャリア戦略: 明確なキャリアステップの計画、専門スキルの継続的な向上、そして業界トレンドへの適応が重要。
- Sr.CRAなら基本給と残業代で1000万は可能: 実務経験やプロジェクトの成功による残業代やボーナスが年収1000万円達成に貢献。
- 年収交渉のテクニックとタイミング: 自身の実績と市場価値を把握し、適切なタイミングでの交渉が年収アップに繋がる。
- 適切なパートナーエージェントを見つけよう: キャリアサポートを提供する信頼できるエージェントの選択が、キャリアと年収アップの成功に不可欠。
CRAとして年収1000万円を目指す道は明確な戦略とによって実現可能です。
自身のキャリアを積極的に管理し、必要なスキルを身につけ、適切なサポートを得ることで、この目標を達成していきましょう!
それでは!
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